農機具は野外で使う機会が多く、雨・泥・水に触れやすい環境にあります。そのため、適切なケアをしないとサビが進み、最終的には部品交換や高額修理につながることも。
シーズン終わりに少し手をかけるだけで農機具は格段に長持ちします。整備士さんに教えてもらった、保管とサビ対策の基本をまとめました。
サビが進む3つのパターン
- 使用後に泥・水分を落とさず放置する
- 雨ざらし・直射日光の当たる場所に保管する
- 長期間何もせず倉庫に放置する
特に「倉庫に入れてるから大丈夫」と思いがちですが、湿気の多い倉庫ではサビが進みやすいです。

シーズン終わりの保管前ケア
① 洗浄・汚れ落とし
使い終わったら、泥・草汁・油汚れをブラシや水で落とします。特に金属部分は濡れたまま放置しないことが大切。水分を拭き取ってから保管してください。
② 燃料処理
燃料コックを閉じてエンジンが止まるまで運転し、キャブレター内を空にします。ガソリンを入れたまま長期保管すると劣化してキャブが詰まります。
③ グリスアップ
可動部分のグリスニップルにグリスを補充します。グリスが切れると金属同士が直接こすれてサビや摩耗が進みます。
④ 防錆スプレー
ロータリー爪・刈払機の刃・チェンソーバーなど、むき出しの金属部分に防錆スプレーを薄く吹いておきます。シーズンオフ前の一吹きが大きな差を生みます。
⑤ 保管場所と保管方法
- 屋根のある乾いた場所が理想
- 屋外保管の場合は防水カバーを使う
- タイヤはしぼみやすいので空気圧を確認してから保管
▌ 整備士さんのひとこと
「サビは早めに対処するほど簡単。表面のうちはスプレーで直せるが、深くなると部品交換になる。防錆スプレーは安いから、惜しまず使ってほしい」
▌ 保管前チェックリスト
- ☑ 泥・水分・草汁を落として乾燥させる
- ☑ 燃料を抜く(キャブ空にする)
- ☑ グリスアップ
- ☑ 金属部分に防錆スプレー
- ☑ 乾いた場所またはカバーをかけて保管
保管場所の選び方
整備士さんによると「農機具の大敵は湿気と直射日光」だそうです。土の上にそのまま置くと地面からの湿気でサビやすいので、できれば屋根のある乾いた場所に保管するのが理想とのこと。カバーをかけるとホコリや結露も防げます。
長期保管の前には、泥や草を落として乾かし、金属部に防錆スプレーをしておくとサビの進み方がぜんぜん違うそうです。ひと手間が来シーズンを助けます。
📝 まとめ
- 湿気と直射日光を避ける
- 屋根のある乾いた場所に
- 汚れを落として乾かしてから保管
- 金属部に防錆スプレー+カバー
Q. 防錆スプレーはどこで購入できますか?
A. ホームセンターや農機具屋で購入できます。用途に合ったタイプを選びたい場合は、農機具屋にご相談いただくと確実です。
Q. シーズン終わりの点検はどれくらい時間がかかりますか?
A. 機械の種類や状態によりますが、簡単な洗浄・防錆処理であれば数十分程度でできます。本格的な点検を依頼する場合は別途お時間をいただくことがあります。
「農機具のサビが気になる」「保管前に点検してほしい」——そういったご相談も大場農機でお受けしています。
少しの手間を惜しまないことが、農機具を長持ちさせる一番のコツです。次のシーズンも気持ちよく使えるように、今のうちにケアをしておきましょう。
手をかけた分だけ、機械は応えてくれるものだと実感しています。ちょっとした手間を惜しまないことが結局は一番の近道です。
🔧 修理・購入は今すぐご相談いただけます
ひと手間かけて片付けるだけで、次に動かすときの調子がまるで違うのだと実感しました。私もまだまだ事務見習いですが、片付け方で迷ったときはいつでも聞いてください。

