乗用モア、入荷しました|ISEKIラビットモアーの魅力

農機具の豆知識

工場の一角に、見慣れないハンドルとシートが付いた機械が置かれていました。草刈り機というより、小さな乗り物のような佇まいです。

近づいてみると、ISEKIの「ラビットモアー RM832A」という乗用タイプのモア(草刈り機)でした。今日はこの乗用モアについて、整備士さんに教わったことをご紹介します。

💡 乗用モアとは?座席とハンドルを備え、乗ったまま操作できる草刈り機のこと。歩いて操作する自走式や手持ちの刈払機と違い、広い面積を体力を使わずに刈り進められます。

まず目を引く、ハンドルとシート

工場の中でもひときわ目立つのが、車のようなハンドルとしっかりしたシートです。座ったまま操作できるので、広い面積を刈っても足腰への負担が少ないのが乗用タイプ最大の特徴とのことでした。

ISEKIの乗用モア、ラビットモアーRM832Aを確認する整備士

整備士さんによると、エンジンは「VANGUARD」ブランドのものが搭載されているとのこと。座席の下や周りに刈刃やロータリー部分がまとまっていて、乗ったまま操作しやすいレイアウトになっています。

ハンドル操作で進む方向を変え、レバーで刈刃の高さや動力を調整する仕組みだそうです。手持ちの刈払機のように腕を動かし続ける必要がなく、座ったまま長時間の作業がしやすいことが乗用モアならではの魅力だと教わりました。

「ラビットモアー」という名前の機械

青いボディに「RM832A」の型式ステッカーと「ラビットモアー」のロゴが貼られています。同じ乗用モアでも型式によって刈幅や仕様が異なるため、まず型式を確認するのが基本だそうです。中古で購入を検討する場合も、型式が分かれば部品の適合や相場感を調べやすくなります。

正面のロゴ、ISEKIアグリの機械です

機体前方には青地に白文字で「ISEKIアグリ」のロゴと「RM」の丸いエンブレムが付いています。ISEKIは農機具メーカーとして耕運機やトラクターでもよく知られるメーカーです。前方のバンパー部分もしっかりした造りで、作業中に石や枝が当たっても安心できそうな印象でした。

ISEKIアグリのロゴと乗用モアRMのエンブレム

歩行型の自走式との違い

以前ご紹介した歩行型の自走式草刈機とは違い、乗用タイプは広大な面積を一気に刈るのに向いている一方、車体が大きい分小回りは利きにくくなります。整備士さんいわく「畑の規模や通路の広さによって、乗用が向くか歩行型が向くか変わってくる」とのことでした。

特に果樹園のように木と木の間隔が広く、まとまった面積を定期的に管理する場所では、乗用タイプの効率の良さが活きるそうです。反対に、通路が狭かったり段差が多かったりする畑では、歩行型や手持ちの刈払機の方が扱いやすい場面も多いとのことでした。

よくある質問

Q. 乗用モアは場所に向いていますか?

A. 広い果樹園や法面、休耕地など、まとまった面積を効率よく刈りたい場所に向いています。通路が狭い場所には歩行型の方が扱いやすいことがあります。

Q. 免許は必要ですか?

A. 公道は走行できません。私有地・農地内での使用が基本です。詳しい取り扱いは農機具屋にご確認ください。

📝 まとめ

  • 乗用モアは座ったまま操作できる草刈り機で、広い面積の作業に向く
  • 今回入荷したのはISEKI「ラビットモアーRM832A」
  • 歩行型の自走式に比べ小回りは利きにくいが、広さのある場所では効率的
  • 型式によって仕様が異なるため、購入前に用途を農機具屋に相談するのおすすめ

手持ちの刈払機、歩行型の自走式、そして今回の乗用型と、同じ「草刈り」という作業にもこれだけの選択肢があるのだと知り、選ぶ楽しさも感じました。座席やハンドルまである草刈り機を初めて間近で見て、農機具の幅広さに驚きました。私もまだまだ事務見習いですが、また新しい機械が入ったらご紹介します。

タイトルとURLをコピーしました