「草刈機のエンジンがかからなくなって……」
春から夏にかけて、うちの工場にいちばん多く持ち込まれるのが、実はこの草刈機(刈払機)のご相談です。久しぶりに物置から出してきたら動かない、というのは本当によくあること。あわてて買い替える前に、おうちでも確認できるポイントがあります。事務員のわたしが、整備士さんから教わったことを、できるだけわかりやすくお伝えしますね。
① 燃料は古くなっていませんか
いちばん多い原因が、これです。ガソリンは、入れっぱなしにしておくと1ヶ月ほどで劣化してしまいます。去年の燃料が残ったままだと、それだけでエンジンがかからないことも。古い燃料は抜いて、新しいものに入れ替えてみてください。
② スパークプラグを見てみましょう
プラグが汚れていたり、湿っていたりすると、火花がうまく飛びません。プラグを外して、先端が黒くすすけていたら、布で拭くか、新しいものに交換するだけで復活することがあります。プラグは数百円ほど。ホームセンターでも手に入ります。
③ エアクリーナーが詰まっていませんか
エンジンは「空気」も吸って動いています。エアクリーナー(スポンジ状のフィルター)が土やほこりで詰まっていると、うまく始動できません。外して、汚れていたら掃除してみてください。
④ チョークの位置は合っていますか
意外と多いのが、チョークレバーの操作ミス。エンジンが冷えているときは「チョークを閉じる(始動)」、かかったら「開く(運転)」が基本です。説明書が手元にあれば、一度確認してみてくださいね。
それでも動かないときは
ここまで試しても動かない場合は、キャブレターの詰まりや、内部の不具合かもしれません。無理に分解すると、かえって直しにくくなることもあるので、そんなときは、どうぞお気軽にご相談ください。「これ、直る?」の一言で大丈夫です。古い機械でも、まずは見せていただきます。
草刈機は、毎シーズンのちょっとしたお手入れで、ぐんと長持ちします。また、保管のコツなども、すこしずつ書いていきますね。
