こんにちは。事務員です。
静岡県磐田市の小さな農機具屋で、毎日せっせと働いています。トラクターや田植え機を直したり、売ったり。そんなお店の片すみで、電話を受けたり、伝票を書いたり、農家さんにお茶を出したり。専門家ではないけれど、農家さんのいちばん近くで働く事務員だからこそ見える景色があります。
この「よはく」では、そんな農機具屋の日常を、ゆっくり綴っていきます。はじめの一歩として、わたしの朝の風景を少しだけ。
朝いちばんは、シャッターを開けることから
農機具屋の朝は、重たいシャッターを開けるところからはじまります。ガラガラと音を立てて開けると、ひんやりした空気と、機械油のにおいがふわっと流れ込んできます。わたしはこのにおいが、わりと好きです。「今日もはじまるな」と、背すじがすっと伸びる感じがするのです。
整備場には、修理を待っているトラクターや耕運機が何台も並んでいます。昨日の続きをやろうと、職人さんたちはもう手を動かしはじめています。わたしはやかんでお湯をわかして、事務所の窓を開けて、一日のしたくを整えます。
電話が鳴って、農家さんがやってくる
朝の早い時間から、電話が鳴ります。「機械の調子が悪くてさ」「部品ってまだある?」。農家さんの一日は、わたしたちよりずっと早くはじまっているので、相談ごとも朝いちばんに飛び込んでくることが多いのです。
軽トラでふらっと立ち寄って、「ちょっと見てくれる?」と声をかけてくださる方も。お茶を出しながら世間話をして、機械の話になって。そんなやりとりの一つひとつが、わたしにとっては大切な時間です。
ここから見える景色を、綴っていきます
農機具のことはもちろん、季節の移り変わりや、農家さんとのなにげない会話、修理工場の様子まで。「農機具屋って、こんな雰囲気なんだ」「なんだか相談しやすそう」。そう感じていただけたら、とてもうれしいです。
どうぞ、ゆっくりしていってくださいね。これからよろしくお願いします。

