「草刈機が動かない!」——農繁期のこういった電話は農機具屋あるあるです。いざ使おうとしたときに動かないと焦りますよね。
草刈機(刈払機)が動かないときに、自分でできる確認ポイントを整備士さんに教えてもらいました。農機具屋に持ち込む前に、まず4つ確認してみてください。
▌ この記事でわかること
- 草刈機が動かないときの4つの確認ポイント
- それぞれの対処法
- 農機具屋に持ち込むべきタイミング
確認① 燃料は入っている?古くない?
まず燃料タンクを確認してください。空だったら論外ですが、意外と多いのが燃料が古くて劣化しているケースです。
草刈機に使う混合ガソリンは、作ってから1か月以内に使い切るのが基本。古い混合ガソリンを使い続けるとキャブレターが詰まり、エンジンがかかりにくくなります。
対処:古い燃料を抜いて新しい混合ガソリンを入れ替える。
確認② スパークプラグは汚れていない?
スパークプラグが汚れていたり、摩耗していたりするとスパーク(点火)が弱まり、エンジンがかかりにくくなります。
確認方法:プラグキャップを外し、プラグレンチでプラグを抜く。先端が黒く汚れていたり電極が丸くなっていたら交換のサインです。
対処:プラグ先端を布で拭いて汚れを落とす。または新品に交換(比較的安価な消耗品)。

確認③ チョークの位置は合っている?
エンジンが冷えているとき(朝一番や久しぶりに使うとき)は、チョークを「閉」にしてからスターターを引くのが基本です。チョークの位置が合っていないと始動しにくくなります。
ある程度エンジンが温まったらチョークを「開」に戻してください。チョークを閉じたまま使い続けるとエンジンが不安定になります。
確認④ エアフィルターは詰まっていない?
エンジンに空気を送り込むエアフィルターが詰まると、燃焼に必要な空気が足りなくなりかかりにくくなります。
確認方法:エアフィルターカバーを外してフィルターを確認。汚れていたらエアブローか水洗いで清掃してください。
▌ 整備士さんのひとこと
「草刈機のトラブルの多くは燃料かプラグ。この2つを確認するだけで直ることが多い。それでもダメなら持ってきて」
※機種や使用状況によって差があります。気になる場合は実物を見ながら整備士さんにご相談ください。
それでも動かないときは農機具屋へ
4つを確認しても動かない場合は、キャブレターの詰まり・圧縮の問題・点火系の故障など、専門的な診断が必要です。無理に操作し続けると症状が悪化することもあるので、早めに農機具屋へ持ち込みましょう。
📝 まとめ
- 燃料の量・鮮度を確認(1か月以内が目安)
- スパークプラグの汚れ・摩耗を確認
- チョークの位置が正しいか確認
- エアフィルターの詰まりを確認
- それでもダメなら農機具屋へ
Q. 燃料を抜かずに保管していた場合、どうすればいいですか?
A. 古い燃料を全て抜き取り、新しい燃料に入れ替えてください。それでもかからない場合はキャブレターの洗浄が必要になることがあります。
Q. バッテリー式の草刈機でも同じ確認方法でいいですか?
A. バッテリー式はエンジン式と原因が異なります。充電残量や接続端子の状態をまず確認してみてください。
Q. 自分で確認しても原因が分からない場合はどうすればいいですか?
A. 無理に分解せず、症状を伝えて農機具屋にご相談ください。電話でのアドバイスだけで解決することもあります。
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「見てもらえる?」という持ち込みも大場農機で対応しています。症状を電話でお伝えいただくだけでもアドバイスできることがあります。
ここまで試してみても動かないときは、無理をせず持ち込んでください。私もまだまだ事務見習いですが、電話口でも症状を聞かせていただければ、整備士さんにきちんとつなぎます。

