夏になると、刈払機の修理依頼がぐっと増えます。「途中で止まる」「かかりが悪い」——一年で一番活躍する時期だからこそ、トラブルの相談も集中するのだそうです。
夏は草刈りの季節。刈払機(草刈り機)が一年で一番活躍する時期です。でもその分、「エンジンがかからない」「途中で止まる」といったご相談も増えます。今回は刈払機のメンテナンスと、夏に多いトラブルの対処法をまとめました。
▌ この記事でわかること
- 刈払機の基本メンテナンス項目
- 夏場に多いトラブルと原因
- エンジンがかからないときのチェック手順
- 長持ちさせる保管のコツ
使う前にやっておきたい基本メンテナンス
▌ シーズン前・使用前のチェック
- 燃料は古くなっていないか(混合ガソリンは劣化が早い)
- エアフィルターの汚れ・詰まり
- 刈刃・ナイロンコードの状態
- 点火プラグの汚れ・消耗
- 各部のネジの緩み
💡 混合ガソリンとは?
2サイクルエンジンの刈払機は、ガソリンに専用オイルを混ぜた「混合燃料」を使います。混合比(25:1や50:1など)は機種で決まっているので、必ず取扱説明書を確認してください。比率を間違えるとエンジンを傷めます。

夏に多いトラブルと原因
| 症状 | 考えられる原因 |
|---|---|
| エンジンがかからない | 古い燃料・プラグの汚れ・エアフィルター詰まり |
| 途中で止まる | 燃料フィルター詰まり・オーバーヒート |
| パワーが出ない | エアフィルター汚れ・マフラー詰まり |
| 刈れ味が悪い | 刈刃の摩耗・コードの劣化 |
🔧 整備士さんのひとこと
「夏のご相談で一番多いのが『去年のガソリンを入れっぱなしだった』というケース。混合燃料は1か月もすると劣化します。シーズン初めは新しい燃料に入れ替えてくださいね」
エンジンがかからないときの手順
▌ 順番にチェック
- 燃料は入っているか・新しいか(古ければ抜いて新しい混合燃料に)
- チョークを正しく操作しているか
- 点火プラグを外して汚れ・湿りを確認(濡れていたら拭く)
- エアフィルターが詰まっていないか
- それでもダメなら無理せず農機具屋へ
何度もスターターを引くとエンジン内に燃料がたまり、かえってかかりにくくなることがあります。数回引いてかからなければ一度原因を確認しましょう。
夏場の熱中症対策も忘れずに
刈払機の作業は真夏の炎天下になりがちです。こまめな水分補給と休憩を。早朝や夕方の涼しい時間帯に作業するのもおすすめです。機械の不調で無理に作業を続けるより、安全第一でお願いします。
よくある質問(Q&A)
Q. 混合ガソリンが余ったらどうすればいい?
A. シーズンオフに持ち越すと劣化するので、使い切るのが理想です。残った場合は密閉容器で冷暗所保管し、次シーズンの早い時期に使い切ってください。長期保管したものはエンジン不調の原因になります。
Q. 刈刃とナイロンコード、どちらがいい?
A. 用途次第です。広い場所や太い草は金属刃、家のまわりや障害物が多い場所はナイロンコードが安全です。石が多い場所での金属刃は跳ね返りに注意してください。
Q. 自分で直せないときは?
A. エンジン内部やキャブレターの不調は無理せず農機具屋へ。分解して戻せなくなるケースもあります。状態を見せていただければ、その場で直ることも多いです。
📝 まとめ
- シーズン初めは燃料を新しい混合ガソリンに入れ替える
- エアフィルター・プラグ・刈刃を定期チェック
- かからないときは燃料→チョーク→プラグの順で確認
- 真夏の作業は水分補給・休憩・涼しい時間帯を意識
- 内部の不調は無理せず農機具屋へ
刈払機の調子が気になったら、お気軽にご相談ください。
私もまだまだ事務見習いですが、夏場は特に刈払機のトラブルが多いと実感しています。調子が気になったら、早めにご相談ください。

