先日、農家さんからりんごをたくさんいただきました。「よかったら使って」って、袋いっぱいに。農機具屋の事務員をしていると、こういうおすそわけをいただくことがたまにあって、そのたびにじんわり嬉しくなります。
せっかくいただいたので、そのまま食べるだけじゃもったいないなと思って、りんごのコンポートを作ってみました。
コンポートって何?
コンポートとは、果物を砂糖水やシロップでやさしく煮たもの。ジャムよりも果物の形が残っていて、とろっとした食感が特徴です。ヨーグルトに添えたり、トーストにのせたり、パンケーキに合わせたり——アレンジが効くのが気に入っています。
難しい工程はなく、皮をむいてカットして煮るだけ。農家さんにいただいた旬のりんごだったからか、甘みがしっかりしていて、素材の力を感じる仕上がりになりました。
作り方(りんご2〜3個分)
▌ 材料
- りんご:2〜3個(約400g)
- 砂糖:大さじ3〜4(甘さはお好みで)
- レモン汁:大さじ1
- シナモンスティック or シナモンパウダー:ひとつまみ
- 水:100ml
作り方はとてもシンプルです。りんごは皮をむいて8等分のくし切りにし、鍋に水・砂糖・レモン汁と一緒に入れて中火にかけます。煮立ったら弱火にしてふたをし、10〜15分ほどりんごが透明感を帯びるまでやさしく煮ます。仕上げにシナモンを加えて混ぜれば完成です。
ポイントはあまりかき混ぜすぎないこと。そっとしておくとりんごの形がきれいに残ります。
ガラス瓶に入れて保存

煮上がったコンポートはガラス瓶に入れて冷蔵保存にしました。冷蔵庫で3〜4日はおいしく食べられます。瓶に入れると見た目もきれいで、冷蔵庫を開けるたびにちょっと気分が上がります。
シナモンをひとつまみ加えたのですが、これが正解でした。りんごの甘さにスパイスのアクセントが加わって、どこかあたたかみのある香りに。
翌朝はヨーグルトにのせて

翌朝はヨーグルトにコンポートをのせて、さらにシナモンをひとふり。それだけなのに、まるでカフェのデザートみたいになりました。仕事前の朝が少し豊かな気持ちになって、こういう小さな「ちょっとがんばった」が積み重なると、日々が楽しくなるなあと思います。
トーストにのせても最高でした。バターを塗ったトーストの上にコンポートをたっぷりのせると、甘さと香ばしさが合わさってたまりません。コーヒーとの相性も抜群で、朝ごはんが毎朝の楽しみになっていました。
▌ コンポートのアレンジいろいろ
- ヨーグルトにのせてシナモンをひとふり
- トーストにバターと一緒にたっぷりのせる
- 紅茶に浮かべてフルーツティー風に
- アイスクリームに添えてデザートに
- パンケーキやワッフルのトッピングに
農家さんの「おすそわけ」がうれしい
農機具屋の仕事をしていると、農家さんとの距離が近くなります。修理のご依頼や農機具のご相談でお会いするうちに顔見知りになって、ときどきこうやって作物を分けてくださることがあります。
スーパーで買う果物とは、なんか違うんですよね。誰が育てたかわかっているから、それだけで特別においしく感じる気がして。農家さんの努力と季節の恵みを、形にして受け取ったみたいで、ありがたいなあとしみじみします。
コンポートを煮ながら、「次に農家さんに会ったとき、美味しかったと伝えよう」と思っていました。次の来店日に「コンポートにしたら最高でした」と伝えたら、「また持ってくるよ」と笑ってくれて。こういう小さなやりとりが、日々の仕事のなかの楽しみになっています。
農機具屋の話と全然関係ないようで、でもこれが農機具屋の事務員の日常だったりします。農家さんとの距離の近さが、この仕事のいちばん好きなところかもしれません。
農家さんにいただいた旬のりんごで作ったコンポート。皮をむいて煮るだけのシンプルな工程で、ヨーグルトやトーストにのせるだけでいつもの朝ごはんがちょっと特別に感じられました。農家さんとの距離の近さを感じられる、うれしいおすそわけでした。
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農家さんからのりんごが、事務所のおやつタイムをちょっと特別にしてくれました。私もまだまだ事務見習いですが、こうした小さな楽しみも大事にしていきたいです。

