去年の秋、修理帰りの農家さんが「これ、どうぞ」と袋を差し出してくれました。中身は土のついたままの、掘りたての落花生。今日はそのときのことを書かせてください。
今日は、去年の秋のことを書かせてください。
9月のある日、農家さんが農機具の修理の帰り際に「これ、どうぞ」と置いていってくれたものがありました。掘りたての落花生でした。
根っこごと、どっさりと
新聞紙にくるんで持ってきてくださったのですが、袋を開けたらびっくり。落花生が根っこごとついたまま、まるごとどっさりと。「これが落花生!」と、事務所がちょっとした騒ぎになりました。
スーパーで売っているのは袋に入った状態しか見たことがなかったので、土がついた根っこごとの落花生は、なんだかとても生命力にあふれていて、思わず写真を撮ってしまいました。
「ゆでて食べてみて」の一言
農家さんが帰り際にひとこと、「ゆでて食べてみて」と。
お塩を入れたお湯で茹でると、ほっくりとした甘みがあって、スーパーで買うものとは全然違う味がしました。整備士さんにもおすそ分けしたら、「うまい!」と好評で。その日の休憩時間は、なんだかほっこりした空気が工場に流れていました。
農機具屋の仕事の、こういうところが好き
農機具を修理する、農機具を売る——それだけが農機具屋の仕事じゃないと、こういう瞬間に改めて感じます。
農家さんが育てたものをいただく。その野菜や果物の裏側に、どんな農機具が使われているのか。どんな朝から始まった一日なのか。事務員をやっていると、農家さんの暮らしの一端に触れさせてもらえる気がして、それがうれしいんです。
「機械、ちゃんと動いてよかった」と言ってもらえる日も、「これ食べて」とおすそ分けをいただける日も、どちらも農機具屋の日常の、大切な一コマです。
▌ 落花生のゆで方(農家さんに教えてもらいました)
- 生の落花生をよく洗う
- 鍋にたっぷりの水と塩(水1Lに対して塩30〜40g)を入れる
- 落花生を入れて中火で40〜50分ゆでる
- ゆで上がったらそのまま冷ます(冷ますことで味がしみる)
- 殻をむいてそのまま食べる——甘くてほっくり
📝 まとめ
- 農家さんからいただいた掘りたての落花生——根っこごとの姿に驚いた
- ゆでて食べると甘くて、スーパーのものとは全然違う味
- 農機具屋の仕事は、農家さんの暮らしに近いところにある
- おすそ分けをもらえる日も、農機具屋の日常の大切な一コマ
Q. 落花生はどうやって保存すればいいですか?
A. 掘りたての生の落花生は傷みやすいので、いただいたらできるだけ早めに茹でるのがおすすめです。茹でた後は冷蔵で数日、食べきれない分は冷凍保存もできます。
Q. 農家さんからのおすそ分けは断ってもいいのですか?
A. もちろん大丈夫です。ただ、気持ちで持ってきてくださる方が多いので、いただけるときはありがたく受け取るようにしています。それも農機具屋ならではの距離感かもしれません。
Q. 落花生以外にはどんなおすそ分けをいただきますか?
A. 季節ごとに様々です。夏はトマトやきゅうり、秋は栗やさつまいも、冬は白菜や大根など、その時期に畑で採れる旬の野菜をよくいただきます。
農機具屋という仕事をしていると、機械だけでなく、こうした季節のやりとりも仕事の楽しみのひとつになっています。
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来年の秋も、また持ってきてくれるといいな——そんなことを思いながら、今日も事務所で電話を取っています。
今年もどんな作物をいただけるか、密かに楽しみにしています。
私もまだまだ事務見習いですが、こうしたおすそ分けのやり取りが、この仕事の楽しみのひとつになっています。今年もどんな出会いがあるか楽しみです。

