「チェンソー、初めて買うんだけどどれがいい?」——庭木の剪定や薪づくりを始めたい方から、そんな相談が届きます。サイズも種類もさまざまなので、整備士さんに選び方を教わりました。
「チェンソー、初めて買うんだけどどれがいい?」——庭木の剪定や薪づくりを始めたい方から、こういった相談が農機具屋に届きます。チェンソーはサイズも種類もさまざまあって、最初は迷いますよね。整備士さんに教わったチェンソーの選び方のポイントをまとめました。
▌ この記事でわかること
- 用途別・エンジン式と電動式の選び分け
- ガイドバーの長さの目安
- チェーンソーオイルと混合ガソリンの基礎
- チェンソーのメンテナンスで大切なこと
- 中古チェンソーを選ぶ際の確認ポイント
まず「何のために使うか」で絞る
チェンソー選びは用途が出発点です。整備士さんによると、用途と木の太さでほぼ機種が決まるとのことです。
| 用途 | 目安の機種 |
|---|---|
| 庭木の剪定・細い木(〜10cm程度) | 小型電動式・コードレス |
| 薪づくり・中木(10〜20cm程度) | 小型エンジン式(30〜35cc) |
| 伐採・太い木(20〜30cm以上) | 中〜大型エンジン式(40cc〜) |
| プロ・山仕事・大径木 | 大型エンジン式(50cc以上) |
エンジン式 vs 電動式(バッテリー)
▌ エンジン式
- パワーが強く、太い木・長時間作業向き
- 屋外のどこでも使えて行動範囲が広い
- 混合ガソリンの準備とエンジンのメンテが必要
- 始動に慣れが必要(チョーク操作など)
▌ 電動式(バッテリー)
- スイッチONですぐ使える・静音・排ガスなし
- 住宅地の庭木・細い木の作業に向いている
- バッテリー持続時間の管理が必要
- パワーはエンジン式より劣るため太い木には不向き
🔧 整備士さんのひとこと
「家庭の庭木や薪づくりなら電動式でも十分ですが、太い木を伐る予定があるならエンジン式をすすめます。後から大きいものが欲しくなるお客さんが多いので」
ガイドバーの長さの目安
💡 ガイドバーとは?
チェンソーの先端に付いている棒状の部品。チェーン(刃)がここに巻き付いて回転します。バーが長いほど一度に切れる幅が広がりますが、重くなり取り回しが難しくなります。
ガイドバーの長さは切る木の直径の1.5倍程度が目安だと教わりました。10cmの木なら15cm以上のバーが必要です。ただし長すぎると重くて扱いにくくなるので、用途に合った長さを選びましょう。
チェーンソーオイルと混合ガソリン
💡 チェーンソーオイルとは?
ガイドバーとチェーンの摩擦を減らすための潤滑油。チェーンソーには専用のオイルタンクがあり、エンジン用の混合ガソリンとは別に補充します。使用中は常に適正量を維持することが大切です。
エンジン式チェンソーには混合ガソリン(エンジン用)とチェーンソーオイル(チェーン潤滑用)の2種類の液体が必要です。チェーンソーオイルが切れると刃が摩耗・過熱するので、作業前に必ず確認しましょう。
メンテナンスで大切なこと
▌ 使用後・保管前にやること
- チェーンソーオイルの残量確認・補充
- エアフィルターの清掃(ホコリ・おがくずを除去)
- チェーンの張り具合確認(たるんでいたら調整)
- 長期保管時は混合ガソリンを抜いてキャブレターを空に
- 刃の切れ味が落ちたら「目立て」(刃研ぎ)を
🔧 整備士さんのひとこと
「チェンソーはメンテが大事な道具です。特にチェーンの張りと目立ては、作業の安全性と効率に直結します。わからなければ持ってきてください」
中古チェンソーを選ぶときのポイント
▌ 確認すべきポイント
- エンジンの始動確認(煙・異音・吹け上がり)
- チェーンの摩耗・欠け(消耗品だが状態で判断)
- ガイドバーの溝の摩耗具合
- オイル漏れがないか
- 安全装置(チェーンブレーキ)が正常に動くか
よくある質問(Q&A)
Q. 初めてのチェンソー、何ccがいい?
A. 庭木・薪づくりが目的なら30〜35ccクラスの小型エンジン式が扱いやすいと教わりました。太い木を伐る予定があれば40cc以上を選ぶとよいです。
Q. 混合ガソリンはどう作る?
A. チェンソーに使う混合ガソリンの比率(25:1・50:1など)は機種によって異なります。取扱説明書を確認するか、農機具屋に聞くのが確実です。
Q. 刃の目立て、自分でできる?
A. 専用のヤスリで自分でできますが、角度や均一性が難しいです。切れ味が悪くなったら農機具屋に持ち込んで目立てをお願いするのが安心だと教わりました。
迷ったら農機具屋に相談を
「どの機種が自分の用途に合う?」「実物を見て選びたい」——チェンソー選びのご相談は大場農機にお気軽にどうぞ。
📝 チェンソーの選び方まとめ
- まず用途と木の太さで機種を絞る
- 庭木・細木なら電動、太木・長時間作業はエンジン式
- ガイドバーは切る木の直径の約1.5倍が目安
- エンジン式は混合ガソリン+チェーンソーオイルの2種類が必要
- メンテナンス(チェーンの張り・目立て・フィルター清掃)が安全の基本
私もまだまだ事務見習いですが、用途に合わせた選び方があるとわかって勉強になりました。気軽に聞いてください。

